バンクーバーオリンピックのフィギュアスケート・女子シングルで、韓国のクァク・ミンジョン選手(16)がフリースケートに進出することが決まりました。
オリンピック初出場のクァク・ミンジョン選手は、24日行われたフィギュアスケート女子・ショートプログラムで、2組の4番目に出場し、技術点数で31.40、芸術点数で21.76点、合わせて53.16点を獲得しました。
フィギュアスケートでは、本選にあたるフリースケートに進出するためには、それに先立って行われるショートプログラムでの獲得点数で上位24位以内に入らなければなりませんが、クァク・ミンジョン選手は、少なくとも16位となり、フリースケートに進出することができることになりました。
クァク・ミンジョン選手は競技後のインタビューで、「目標は100%達成した。これまでショートプログラムの練習に力を注いでおり、フリースケートの練習は少し足りない気がする。しかし、すでに目標は達成したので、フリースケートは楽しむ気分で臨みたい」と述べました。
これで韓国は、フィギュアスケート女子で金妍兒(キム・ヨナ)選手と合わせて2人がフリースケートに挑むことになりました。