韓国人として初めてアメリカプロ野球に進出した朴賛浩(パク・チャンホ)投手(37)が今シーズンからニューヨーク・ヤンキースで活動することになりました。
朴賛浩投手は22日ソウルで記者会見し、「ニューヨーク・ヤンキースに入団することを決めた。1年間、リリーフ投手として年俸120万ドル、成績によってボーナス30万ドルを受けることにした」と発表しました。
朴賛浩投手はニューヨーク・ヤンキースを選んだ背景について「シカゴ・カブスから先発投手の提案があってかなり悩んだ結果、歴史と伝統があって、ワールド・シリーズの王座を占める可能性の高いチームを選んだ」と説明しました。
朴賛浩投手は1994年にメジャーリーグに進出して以来、一時マイナーに落ちるスランプもありましたが、5チームで先発投手として活躍し、去年はフィラデルフィア・フィリーズで先発投手からリリーフ投手になった後、猛活躍、初めてワールドシリーズに進出して、ニューヨーク・ヤンキースに敗れていました。
去年のシーズンが終わった後、球団が提示した年俸300万ドルを蹴った朴賛浩投手は、フィリーズが示した年俸の半分にも満たない額でヤンキースに入団し、今後、ワールドシリーズ優勝という夢の実現を目指すことになりました。