バンクーバーオリンピック9日目、韓国時間21日に行われたスケートのショートトラック男子と女子で、韓国は、金メダル1つ、銀メダル2つ、銅メダル1つを獲得する好成績を収めました。
まず、韓国のイ・ジョンス(21)選手とイ・ホソク(23)選手が出場したショートトラック男子1000メートル決勝で、イ・ジョンス選手は1分23秒747というオリンピック記録を立てて金メダルを獲得しました。
イ・ホソク選手はわずかに遅れて銀メダルでした。
この男子ショートトラック1000メートルで、韓国は、1992年にショートトラックが初めてオリンピックの正式種目に採択されてからの6回の大会うち5回も優勝を遂げ、圧倒的な強さを見せています。
またイ・ジョンス選手は先にショートトラック男子1500メートルでも金メダルを取っており、今大会2つ目の金メダルに輝きました。
これに先立って行われたショートトラック女子1500メートルでは、8人が出場する決勝に韓国からはイ・ウンビョル(18)、パク・スンヒ(17)、チョ・ヘリ(23)の3人が進出し、イ・ウンビョル選手が銀メダル、パク・スンヒ選手が銅メダルをそれぞれ獲得しました。
また午前に行われたスピードスケート1500メートルの決勝では、500メートルで金メダルを取ったモ・テボム(21)選手が1分46秒47の成績で5位になりました。
これで韓国は21日の競技で金メダル1つ、銀メダル2つ、銅メダル1つを追加し、合計で金メダル4つ、銀メダル4つ、銅メダル1つとなり、総合順位4位となっています。