バンクーバーオリンピックで、韓国初めてのフィギュアでのメダルを目指す金妍兒(キム・ヨナ)選手(20)は、韓国時間で20日、バンクーバー入りしました。
オリンピックへの出場が初めての金妍兒選手は、20日午前、これまで転地訓練をしてきたトロントから3時間の時差のあるバンクーバー国際空港に到着しました。
空港には韓国、日本、カナダの報道陣やファンなどおよそ300人あまりが、金妍兒選手が到着する3時間前から待機していました。
予定より30分早く到着した金妍兒選手は、韓国代表のユニフォーム姿で現われ、取材陣やファンたちに手を振りながらあいさつし、「テレビでオリンピックを見て、これが本物のオリンピックだと実感しました。
コンディションがいいので、これまで準備したすべてを披露できればうれしいです」と、メダルへの期待を交えて抱負を語りました。
上位6人の選手だけが出場するグランプリファイナルなど、去年出場したすべての大会で優勝する記録を打ち立てた金妍兒選手は、24日のショートプログラムと26日のフリーに出場し、韓国初めてのフィギュアでのメダル獲得を目指します。