カナダのバンクーバーで開かれている冬のオリンピック、14日に行われたショートトラック男子1500メートルで、韓国ショートトラックのエース、イ・ジョンス(21)選手が今大会初の金メダルを獲得しました。
イ・ジョンス選手は、14日午前行われた準々決勝で2分12秒380でオリンピック記録を出した後、準決勝ではそれより2秒以上早い2分10秒949で再びオリンピック記録を樹立、決勝戦に進出しました。
準決勝は3組に分かれて行われ、韓国選手はイ・ジョンス選手のほかにも、イ・ホソク選手、ソン・シベク選手もそれぞれの組で1位となり、出場選手全員が決勝戦に進出しました。
そして決勝戦で、世界ランキング1位のイ・ジョンスは、最後の1周を残してスパートし、2分17秒611を記録して1位、今大会初の金メダルを手にしました。
しかしイ・ジョンス選手の後を追っていたイ・ホソク選手とソン・シベク選手は、ゴール直前のコーナーワークで互いに接触して転倒し、惜しくもメダルを逃しました。