冬季オリンピックが韓国時間で13日午前、カナダのバンクーバーで開幕し、韓国はこれまでで一番多い83人の選手役員団が韓国の国旗を振りながら入場行進しました。
開幕式はBCプレイス・スタジアムで行われ、ギリシャが先頭、続いて英語のアルファベット順に各国選手団が入場しました。
韓国は46番目に、韓国スキーのパイオニアとされている旗手のカン・グァンベ選手が大極旗を大きく左右にはためかせ、選手役員が胸を張って小旗を振りながら元気いっぱいに入場しました。
また北韓はこれより先の24番目に入場しましたが、選手はわずか2人でした。
最近の南北関係から北京オリンピックに続いて今回も南北合同の入場行進はできませんでした。
21回目となった今回の冬のオリンピックには、世界84の国と地域から選手およそ2600人が参加し、28日にかけて7競技86種目でメダル獲得を競います。
韓国は今大会に、これまでで一番多い46人の選手が5つの競技12種目に出場し、金メダル5つ以上、2大会連続で総合成績10位以内に入ることを目指しています。
今回は、これまで金メダルを取ってきたショートトラックだけでなく、金妍兒(キム・ヨナ)選手が出場するフィギュアスケート女子シングルでは初の金メダルに挑み、スピードスケートでもメダルの可能性が高いものと期待されています。
またボブスレー、スケルトン、リュージュにも出場し、スノーボードとスキーのフリースタイルでも可能性を試すことにしています。