企画財政部の尹增鉉(ユン・ズンヒョン)長官は、10日開かれた政府の危機管理対策会議で、「韓国の財政状態は、他のOECD加盟国に比べて健全だ」と述べました。
尹增鉉企画財政部長官は、この日の危機管理対策会議の冒頭、南ヨーロッパ諸国の財政不安に警戒感を示しながらも、「IMF=国際通貨基金の基準に基いた韓国の現在の国家債務はGDP=国内総生産の35%水準であり、他のOECD加盟国の債務、75%~80%に比べると半分以下である」として、韓国経済が比較的安定していることを強調しました。
また、財政不安に陥っているイタリアやギリシャなど南ヨーロッパ諸国について触れ、「これらの国の財政赤字金額は、GDPの12%に達しているが、韓国は5%程度に止まっている」と述べました。
さらに、尹長官は、公企業の債務も含めると広い意味の国家債務は600兆ウォンに上るという指摘が出ていることに対して「これは国際的な基準に基いた計算ではない上、事実ではない」と否定しました。
この他、この日の危機管理対策会議では、観光収支の改善に向けた対策、トヨタ自動車のハイブリッと車「プリウス」のリコールなどからみた日本経済の動向などが取り上げられました。