韓国の大手グループ・錦湖(クムホ)アシアナグループは厳しい資金難から、傘下の錦湖産業と錦湖タイヤについて、債権銀行主導による企業改善を進めることになりました。
錦湖アシアナグループと主な債権銀行の産業銀行は30日、記者会見を行い、錦湖アシアナグループの経営を正常化するため、グループ傘下の錦湖産業と錦湖タイヤを、債権金融機関との共同管理にすることを主な内容とする計画を発表しました。
また錦湖グループの持ち株会社にあたる錦湖石油化学とアシアナ航空は、構造調整も含めた徹底した自主努力を前提に債権銀行団と協約を結び、経営改善をはかっていくとしています。
そしてグループのオーナーと系列会社の経営陣は、保有している株式と資産などを出して、責任を果たすとしています。
錦湖アシアナグループは1946年、タクシー会社が母体となって設立され、1990年代にはアシアナ航空の成長やバス会社の錦湖高速の中国進出など運輸業で頭角を現し、大宇建設と大韓通運を傘下に収めて財界8位にまでなりました。
しかし大規模な合併と買収(M&A)の後遺症で、経営難に陥り、すでに複数の系列会社を売却していましたが、去年からの経済危機もあって、今回、中核の錦湖産業と錦湖タイヤまで債権銀行団による企業改善計画に委ねられることになりました。