ソウル市はソウル郊外の果川(クァチョン)市にあるソウル大公園を世界水準のテーマパークにすることになり、このほど、その青写真が決まりました。
ソウル市はソウル大公園のリニューアル計画の公募を募った結果、韓国とアメリカ、シンガポールの企業が共同で提出したプランに決まったと28日、発表しました。
それによりますと、現在、アトラクション、植物園、動物園の3つに分けられている大公園を環境にやさしいイメージを強調し、動植物と人間が共存する空間にまとめるとしています。
そのため敷地内は大草原と氷河時代、韓国の森、熱帯雨林などに分けられる計画で、中でも大草原は63万平方メートルの中をオープントラックで移動しながら、動物を自由に観察できるようにする計画です。
また現在、駐車場となっている空間には、貯水池や週末農園などを作り、動物園から発生する排泄物や排水を再処理して肥料や用水として再活用するとしています。
ソウル市はソウル大公園のリニューアル事業を2020年までに段階的に進めていくことにしています。