韓国の企業連合が、アラブ諸国では初となる原子力発電所を建設することが決まりました。
韓国企業はアラブ首長国連邦が半年前から進めている原子力発電所の公開入札に参加し、これまで、日本とアメリカ合同の企業連合と、フランス企業との三つ巴で入札を争っていました。
これを支援するため、李明博大統領は26日、アラブ首長国連邦を電撃的に訪問し、27日午後、カリファ大統領と首脳会談を行いました。
これを受けた形で、韓国の企業連合が総額400億ドル(47兆ウォン)に上る原子力発電所の建設工事を受注することが、この日確定しました。
この契約は、韓国の企業連合が1400メガワット級の原子力発電所4基を設計、建設するもので、第1号基は2017年に完成し、残りの3基は2020年までに完成することになっています。
今回、受注した原発の建設の受注額は200億ドルで、乗用車100万台の輸出金額に匹敵し、原発の運転や機器の交代などに参加することで、さらに追加で200億ドルを受け取ることになっています。
また韓国は建設期間の10年間に11万人の雇用創出が見込まれ、原発の製作や設計、金融などの関連産業に及ぼす影響まで考慮しますと、韓国の経済に大きな効果が期待されます。
これで韓国は、1978年にアメリカの技術によって韓国で原発1号基を稼動してから30年を経て初めて、韓国型原発を輸出することになり、原発輸出国になりました。
原発の受注を取り付けた李明博大統領は、帰国の途に着き、28日午前ソウルに到着する予定です。