現代自動車の労使がことしの賃金・団体交渉を15年ぶりにストライキなしで妥結させました。
現代自動車の労働組合は24日、全組合員を対象に、基本給を凍結し、成果金を支払うことなどを柱とすることしの暫定合意案に対し、賛否を問う投票を23日行った結果、賛成62.2%、反対37.4%で可決したと明らかにしました。
これによって、現代自動車の労使は、ことし15年ぶりに1年間ストライキなしで賃金・団体交渉を妥結させることになりました。
今回可決された合意案は、基本給の凍結、経営成果の達成による成果金300%、株式40株、経営実績向上に向けた激励金200万ウォンの支給などを柱としています。
基本給を上げない賃金凍結に合意したのは、労使交渉史上初めてで、基本給は据え置かれたものの、総合すると歴代最大水準だという評価や、組合員が年内の妥結を望んでいたことなどが可決につながったものとみられます。
現代自動車の労使は28日、2009年賃金・団体交渉妥結調印式を行う予定です。
今回の現代自動車の交渉の結果は、起亜(キア)自動車など、ほかの自動車メーカーの賃金・団体交渉に、さらには労働界全般の労使関係にも大きな影響を与えるものとみられます。