今年に入って食材の値上がりが続いて、エンゲル係数が上昇し、2001年以来、8年ぶりに最も高くなりました。
エンゲル係数は家計の消費支出に占める飲食費の割合を示すもので、一般的に、エンゲル係数が高くなれば高くなるほど、生活水準は低いとされています。
韓国銀行が22日まとめた国民所得の統計によりますと、今年1月から9月までの間、名目消費支出額は408兆8221億ウォンで、去年に比べて2.4%増加にとどまりました。
これに比べて食料品と飲料品の支出は49兆1461億ウォンと、去年に比べて7.8%増え、全体消費支出額から食料と飲料が占める割合のエンゲル係数は13%と、去年同期の12.3%より0.7ポイント高くなりました。
これは2001年の13.4%以来、最も高い水準です。
一方、タバコや酒類の支出額は同じ期間中に10兆4973億ウォンで去年より1.6%減り、通貨危機だった1998年以来初めて減少に転じました。
また教育費の支出は30兆6356億ウォンと去年より2.2%増加したものの、通貨危機以来の低い伸び率となりました。
来年は金融機関のローン金利が上昇し、公共料金も引き上げられるものとみられることから、専門家たちは、「内需拡大を通じた景気回復には限界があるとして、専門家たちは物価と金利の安定が必要だ」と指摘しています。