韓国の文字ハングルを公式文字に採択したインドネシアの少数民族「チアチア族」の代表団が21日午前、初めてソウルを訪れました。
チアチア族のソウル訪問はソウル氏とハングル学会の招待によるもので、チアチア族が住むバウバウ市のタミム市長と部族代表、学校の教師と生徒など9人で構成されています。
代表団は22日から高校や王宮を見学し、韓国の伝統打楽器やキムチ作り、テコンドーを体験するとともに、ソウル都心の光化門広場でスケートを楽しむなど熱帯地方では味わえないソウルの冬も満喫することにしています。
これについて訓民正音学会の関係者は「ハングルでつながったチアチア族が韓国人の文化や歴史、生活習慣を自ら体験して理解するのは大きな意味がある。今後、ソウル市とチアチア族との相互理解をさらに深めていくうえでプラスになると思う」と語りました。