メニューへ 本文へ
Go Top

文化

アジア人は南から北へ移動して定着

Write: 2009-12-11 13:38:57Update: 0000-00-00 00:00:00

アジア人は東南アジアから移動して広がって行ったという研究結果が発表されました。
これは韓国生命工学研究院など、アジアの10カ国の研究者が参加して、アジア人の遺伝情報を解析して分かったもので、アメリカの科学専門誌「サイエンス」の11日付に掲載されました。
それによりますと、アジア人の祖先は人類の起源とされるアフリカから先ずインドに移動し、続いてインドから東南アジアのタイに移動して、その後、東南アジアや東アジアなどに広がっていったということです。
これまでアジア人の祖先については、北から南に移動したという説と南から北に移動したという説がありましたが、少なくとも遺伝学的には南から北に移動したことが判明しました。
日本人の祖先は東南アジアから韓半島を経て移動したことも分かりました。
地理的に近く、言語が似ている民族の場合、遺伝情報も似ていますが、韓国人に最も近いのは日本人だということです。
アジア人の中では東アジアの韓国人と日本人、中国人の遺伝情報が最も似ており、薬剤に対する効能や副作用も似ていることも分かったことから、今後、新薬の開発などでも共同の研究が可能だということです。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >