李明博大統領は、2003年以来、輸入禁止となっているカナダ産牛肉について「韓国は輸入するという基本方針を持っている」と述べました。
李明博大統領は7日午後、韓国を訪れたカナダのハーバー首相と大統領府・青瓦台で首脳会談を行った後、共同記者会見に臨み、カナダ産牛肉の輸入再開について「韓国国民にとって敏感な問題が残っているため、WTO=世界貿易機関の場と両国間の協議の双方で解決を模索している」と述べました。
カナダ産牛肉について韓国政府は2003年にカナダでBSE=牛海綿状脳症が発生したことから韓国への輸入が中断されており、その後、カナダが国際獣疫事務局からBSEに安全な国に指定されたとして輸入再開を求めているのに対し、韓国はその後もカナダでBSEが3回発生したとして輸入再開を認めていません。
カナダ産牛肉の輸入再開を示唆するとも受け取られる今回の李大統領の発言について青瓦台の金恩彗(キム・ウネ)スポークスマンは、「カナダ産牛肉の輸入条件をめぐっては、現在、WTO=世界貿易機関で紛争手続きが続いており、輸入衛生条件が合わなければ、輸入再開は受け入れられないという意味だ」と説明しました。