第30回青龍映画祭の授賞式が2日にソウルのKBSホールで行われ、ポン・ジュノ監督の「マザー」が最優秀作品賞を受賞しました。
「マザー」は、殺人容疑をかけられた知的障害のある息子の無実を信じる母親が、執念で真実にたどり着くというストーリーで、最優秀作品賞のほか男優助演賞と照明賞を獲得し、最多となる3部門受賞を果たしました。
男優主演賞と女優主演賞はともに「私の愛、私のそばに」のキム・ミョンミンとハ・ジウォンが受賞しました。
このほか、「国家代表」は監督賞と撮影賞、「海雲台(ヘウンデ)」は技術賞と最多観客賞、「こうもり」は女優助演賞と音楽賞、「加速スキャンダル」は新人監督賞と新人女優賞、「金ばえ」は新人男優賞と新人女優賞を受賞し、それぞれ2冠に輝きました。