韓国を訪れた外国人観光客数が年間で初めて700万人を超えました。
韓国観光公社は今年1月から韓国を訪れた外国人観光客数が今月23日現在、700万人を超えたと発表しました。
これは去年の同じ期間の613万人に比べて14%増えたものです。
外国人観光客を国別にみますと、日本人が275万8000人で全体のおよそ40%を占めて最も多く、次いで中国人17%(121万1000人)、アメリカ人8%(55万2000人)の順でした。
世界的な景気低迷の中で韓国を訪ねた外国人観光客が増えたのは、ウォン安によって日本人と中国人が多く訪れたうえに、政府が観光産業を強化するための政策を施したこと、それに積極的な海外でのマーケッティングが功を奏したためと分析されています。
韓国観光公社は、当初23日に700万人目の観光客を歓迎するイベントを仁川国際空港で開く予定でしたが、今月14日に釜山で発生した火災で韓国人と日本人観光客が多数死亡したことから取りやめになりました。