南北の高官が先月シンガポールで非公式に接触し、李明博大統領とキム・ジョンイル国防委員長との首脳会談をめぐって意見を交わしたものの、開催場所をめぐって意見が対立し、成果のないまま終わっていたことが明らかになったと日本のNHKが報じました。
NHKは12日、韓国労働部の任太熙(イム・テヒ)長官と北韓の朝鮮労働党統一戦線部のキム・ヤンゴン部長が、先月17日と18日にシンガポールで非公式に接触し、李明博大統領とキム・ジョンイル国防委員長との首脳会談の可能性について意見を交わしたと、韓国の複数の政府筋の話として伝えました。
それによりますと、この席で、韓国側は、過去の2回の首脳会談がいずれも平壤(ピョンヤン)で開かれているため、今回はソウルで開くよう求めましたが、北韓は「南に行く準備ができていない」という理由で拒否したということです。
そのため、結局、シンガポールでの接触は、首脳会談の開催場所をめぐって意見がまとまらず、成果のないまま終わったということです。