北韓とアメリカは、北韓が6カ国協議に復帰する前に、2回の公式的な米朝協議を行うことに合意したと、アメリカの外交専門誌の「フォーリンポリシー」が3日報道しました。
それによりますと、今回の合意は、このほどアメリカを訪問した北韓外務相のリ・グンアメリカ局長とアメリカのソン・キム6カ国協議担当特使の間で行われました。
アメリカ側は、交渉の中で、▲北韓が6カ国協議に復帰する前に米朝協議を2度行う▲アメリカのボスワース特別代表が北韓を訪問する場合、交渉相手は北韓の姜錫柱(カン・ソクジュ)外務次官にする▲北韓は核開発を放棄し、NPT=核拡散防止条約に復帰する、など、3つの条件を提示しました。
これに対し、北韓は、「米朝協議で成果を挙げることができれば、6カ国協議に復帰する」としていたこれまでの立場を変え、6カ国協議に復帰する前に2度に渡って米朝協議を行うことや、アメリカのボスワース特別代表と北韓の姜錫柱外務次官との協議に同意したということです。
しかし、3つ目の北韓の核の放棄については、「韓半島の非核化」の構想の下で会談を進めたいという立場を示したということで、韓国も核兵器を保有しているかどうかを確認しなければならないというこれまでの北韓の主張を貫いているものとみられます。