韓国とチリは23日、衛星通信で結んだTV会議を開き、FTA=自由貿易協定の改善すべき点などについて協議しました。
韓国とチリの自由貿易協定は2003年に発効し、今年で5年目を迎えましたが、時間が経つにつれて様々な条件が変化していることから、双方は自由貿易協定の改善方向について意見を交わしました。
韓国側はこの席で、冷蔵庫や洗濯機などの工業製品の関税引き下げの必要性を主張しました。
これは韓国の冷蔵庫や洗濯機に現在6%の関税がかけられていますが、チリは韓国との自由貿易協定締結後に中国や日本と自由貿易協定を締結し、これらの国については韓国より低い関税をかけているため、韓国の製品の価格競争力が相対的に落ちているためです。
一方、チリ側は、農産物の関税引き下げを要求しました。
韓国とチリは自由貿易協定を締結する際に、チリの農産物に対する関税についてはWTO=世界貿易機関の多角的貿易自由化交渉の結果を踏まえて決定することにしていますが、多角的貿易自由化交渉が進展せず足踏み状態が続いています。
このため双方は来年下半期に予定されている次回の協議まで、この問題について引き続き協議を進めていくことにしました。