今年のプロ野球のチャンピオンを決定するコリアンシリーズの第5戦が22日、ソウルの蚕室野球場で行われ、ペナントレース1位でコリアンシリーズに直行した起亜タイガーズがSKワイバーンスに3-0で勝って3勝2敗となり、優勝に王手をかけました。
起亜はこの日、3回にスクイズバントで先制し、6回にはヒットと相手チームのエラーで2点を加えました。
起亜の先発は外人投手のロペズでしたが、SKをヒット4本に抑えて完封勝ちしました。
この試合では6回に、SKのキム・ソングン監督が、起亜のランナーがSKの内野手の守備を妨害したとして審判に強く抗議し、選手をベンチに撤収させ、試合が11分間中断しました。
キム・ソングン監督は審判の判定に強く抗議したため、結局、退場となりました。
コリアンシリーズで監督が退場となったのはこれが初めてです。
起亜は第1戦と第2戦を2連勝しましたが、第3戦と第4戦はSKに破れ、2勝2敗となっていました。
第6戦は23日午後6時にソウルの蚕室野球場で行われます。