第９０回国体が２０日から韓国中部の大田で始まります。
今回の国体は４１の競技と３つのモデル競技に全国１６の市と道からおよそ２万４０００人の選手が出場して、メダルレースを繰り広げます。
特に去年の北京オリンピックの女子重量挙げで金メダルを獲得したチャン・ミラン選手や、先月、デンマークで開かれたアーチェリーの世界選手権で優勝した高校生クァク・イェジ選手なども、ふるさとの名誉をかけて出場することから、レベルの高い試合が行われる見通しです。
このうち１９９６年のアトランタオリンピックで銀メダルを取ったのをはじめ、２００１年のボストンマラソンや１９９８年と２００２年のアジア大会でのマラソンで２連覇をしたイ・ボンジュ選手はこの国体を最後に引退することにしてます。
市と道との競争では２００２年の国体から１位を守っている京畿道の独走を止めることができるかどうかにも関心が寄せられています。