北韓は今回行った赤十字会談で、李明博政権発足以来初めて韓国に対して人道支援を公式に要請し、韓国政府は今後検討する方針を示して南北対話を今後続けていくことになりました。
韓国と北韓は16日、北韓の開城(ケソン)で赤十字会談を行い、韓国が離散家族の再会を求めたのに対して、北韓は人道支援を要求してきました。
この会談で韓国側が要求したのは、来月、ソウルと平壌で離散家族再会の場を設けること、来年の旧暦の正月には金剛山で離散家族の再会を行うこと、金剛山に設けた離散家族の常設面会所で常時再会できるようにすること、そして韓国戦争で北韓の捕虜になった韓国軍兵士や北韓に拉致された人たちの問題解決に向けて協議することの4つです。
これに対して北韓は韓国側の誠意を示すためとして人道支援を要求してきましたが、その品目や規模などについては触れませんでした。
これについて統一部の当局者は「ある程度の人道支援は条件をつけずに行っているが、大規模な支援は当局間の協議が必要だ」と述べました。
政府は現在、とうもろこしなど最大3万トンほどの支援を行う計画ですが、盧武鉉前政権の時のような数十万トン規模のコメや肥料の支援は、南北関係や北韓の核問題の状況を見極めながら検討する方針です。
今回の会談で南北は合意できませんでしたが、今後、板門店の連絡官を通じて、次の協議日程を決めることになりました。