韓国のキム・ヨナ選手(19)が、フランスのパリで開かれているフィギュアスケートの国際大会、グランプリシリーズのショートプログラムで見事1位に輝きました。
世界のトップレベルのフィギュアスケート選手10人が出場するグランプリシリーズで、 キム・ヨナは一面にビーズがついた黒い衣装姿で9番目に登場し、映画「007シリーズ」のテーマ音楽にあわせて2分50秒の新しい演技を披露しました。
そして1回のミスもなく、大技の3回転半ジャンプを見事に決めたうえ、音楽に合わせた成熟した演技で観衆の大きな拍手と歓声を誘いました。
採点の結果、これまでの自己ベストに0.04点足りないものの76.08点を獲得し、2位の日本の中野友加里(24)に16.44点の大差をつけて1位になりました。
キム・ヨナは韓国時間で18日未明にフリースケーティングに臨み、この1位とあわせた得点で今シーズン初の金メダルをねらいます。