10日に行われた韓中日3か国の首脳会談で、青少年の交流や大学間の交流を行うことで合意したことを受けて、3か国の大学間の交流が活発になる見通しです。
3か国はすでに、それぞれの国の大学の単位を相互認定するなど、各種の交流プログラムを進めていくことで基本的に合意しており、そのために来年初めにも「韓中日高等教育協力委員会」を発足させ、具体的なプランを練っていくことにしました。
韓国政府はこうした構想を「キャンパスアジアプラン」と呼んでおり、それぞれの国の大学の単位や学位の相互認定、学生及び教職員の交流など、多様な交流事業を進めていくことにしています。
外交通商部の関係者は、「ヨーロッパ連合では大学間の単位や学位を相互認定し、各種の交流事業を進めている。韓中日3か国も大学間の交流を活性化することによって相互理解を増進し、大学の競争力を高めることにもつながる」と述べました。