韓国観光公社は、もとの韓国鉄道公社＝コレイルと共同で、豪華寝台列車の「ヘラン」を使い日本人観光客を対象にした鉄道ツアーを始めると９日、発表しました。
この鉄道ツアーは去年１１月からコレイルが運行を始めている全室個室の豪華寝台列車の「ヘラン」に乗って、全羅南道（ゼンラナムド）の順天（スンチョン）、慶尚北道（キョンサンブット）の慶州（キョンジュ）、江原道（カンウォンド）の東海（トンヘ）など韓国各地を５泊６日でめぐります。
「ヘラン」は太陽と一緒にという意味で、韓国版のブルートレインです。
料金は日本発の日本円で２３万円から３３万円、韓国ウォンにして３２０万ウォンから４６０万ウォンで、これまで日本人観光客が主に利用している５万円前後のツアーに比べて５－６倍高くなっています。
しかし韓国観光公社は鉄道旅行を好む日本人観光客の利用は円高で多いものとみており、来週１３日に日本人観光客およそ４０人がこのツアーに参加するのを手始めに、年内に２００人を募集することを目指しています。
そして来年は２０００人が利用するものと期待しています。