韓国銀行は9日の定例金融通貨委員会で、公定歩合を8か月連続で現在の年2.0%に据え置くことを決めました。
これは、アメリカをはじめとする主要国で、景気が再び悪化するいわゆる「二番底」に対する懸念が消えていないことから、韓国経済の安定した回復を断言できないと判断したものとみられます。
また、これまで急上昇してきた不動産価格が、金融当局の貸付規制の強化によって鈍っていることもひとつの背景になっています。
韓国銀行の関係者は、「公定歩合を引き上げるためには、それなりの指標が確認されなければならないが、先月と比較して大きく変わったものはない。景気や物価状況などをもう少し見守る必要がある」と説明しています。
韓国銀行が年内に利上げに踏み切るかどうかはまだ不透明です。
公定歩合の据え置きは、今年3月から8か月連続となります。