先週、北韓から韓国に脱出した北韓住民11人が乗っていた小型漁船について、韓国海軍がレーダーで捉えてから海洋警察が確認するまで2時間あまりもかかったことが明らかになり、海岸の警戒態勢に不備があったのではないかなどの指摘が出ています。
海洋警察と海軍のこれまでの調査結果によりますと、北韓住民11人が乗った小型漁船は1日午後4時前に海軍のレーダーに未識別船舶として捉らえられました。
通常、海軍は未識別の船舶を捉えますと、レーダーによる追跡を続け、港に入港したり停泊したりした場合、海洋警察に連絡します。
すると、海洋警察の警備艇が出向き、船舶の実態を確認することになっています。
しかし今回は海洋警察が北韓住民が乗った小型漁船を確認したのはレーダーに捉えられてからおよそ2時間も後の午後6時で、海岸近くの住民から警察に不審な船があるという届け出があった後でした。
海軍と海洋警察はマニュアル通りに行動したとしていますが、レーダーで捉えてから現場確認するまで2時間もかかったことから、海岸の警戒態勢に不備があったのではないかという指摘と、マニュアルを改める必要があるのではないかという指摘が出ています。