北韓の核問題の解決に向けて李明博大統領が提案した一括妥結方式、いわゆる「グランド・バーゲン」に対し、北韓が拒否すると発表したことについて、政府は1日、遺憾の意を表し、今後「グランド・バーゲン」の具体策をまとめていく考えを示しました。
北韓の朝鮮中央通信は先月30日、今回提案された「グランド・バーゲン」は、李明博大統領の北韓政策をそのまま踏襲したものだとして、拒否しました。
これについて外交通商部の文太暎(ムン・テヨン)報道官は1日午後の会見で「北韓の国営マスコミが韓国側の真しな提案について否定的な立場を示したことは遺憾だ。これが北韓の公式な反応だとは考えられない。韓国は一括妥結方式についてまだ具体的な内容をまとめていない。今後、関係諸国と協議して具体案を示し、北韓の非核化の実現に向けて引き続き努力していく」と述べました。
政府はまた、北韓のマスコミが李明博大統領の今回の提案を非難したものの、従来の報道とは違って「南朝鮮の高官」という表現を使って、李明博大統領を名指しで非難しなかったことから、北韓のねらいや今後の動向を見極めていく方針です。