自動車最大手の現代自動車の労働組合委員長選挙で中道と実利を重視すると訴えた穏健派のイ・キョンフン氏が選ばれました。
現代自動車の労働組合は1995年以降、毎年ストライキをしており、他の労働組合と連帯したストライキにも参加するなど、激しい闘争を展開することで知られています。
そのため現代自動車は人件費の上昇が他の企業に比べて大きく、会社の経営を圧迫しているとの指摘もあります。
今回選ばれた委員長は闘争よりは組合員の実利を追求すると訴え、2248票差で強硬派の候補を抑えて当選しました。
現代自動車の労働組合に穏健派の委員長が当選したのは15年ぶりです。
しかし、イ・キョンフン氏が掲げた昼間2交替の実施、生涯雇用の保証、定年の延長などは、いずれも簡単ではなく、今後の労使交渉で対立は避けられないという見方も出ています。