北韓は開城工業団地で働く北韓労働者の最低賃金を現在より5%引き上げるよう提案してきました。
統一部は11日、開城工業団地の北韓側の管理機関である中央特区開発指導総局が、韓国の開城工業団地管理委員会に対して、北韓労働者の最低賃金を5%引き上げるよう提案してきたと発表しました。
最低賃金を5%引き上げると、開城工業団地で働く北韓労働者の最低賃金は今の月55.1ドルから57.9ドルに引き上げられます。
北韓は6月に北韓労働者の賃金を社会保障費などを含め現行の4倍に当たる月300ドルに引き上げることを求めましたが、南北間の合意では開城工業団地の北韓労働者の賃金は年に1回に限って最高5%まで引き上げることにしており、韓国は不当な要求だとして応じませんでした。
今回の提案について統一部の関係者は、北韓が6月の要求を撤回したと断定することは出来ないとした上で、開城工業団地管理委員会が開城工業団地に入居している韓国企業との協議を経て、北韓と具体的な内容について話し合うことになるだろうと述べました。