プロ野球の観戦者数が14年ぶりに過去最多となりました。
大詰めの激しい順位争いを繰り広げているプロ野球で、9日、蠶室(チャムシル)と大邱(テグ)、広州(クァンジュ)球場で行われた試合に2万3624人が来場し、今シーズンの観戦者数が540万7527人となりました。
これは、これまで最も多かった1995年の540万6374人を上回るものです。
今シーズ、まだ44試合が残っているため、最終的な観戦者数は580万人近くなるものとみられます。
1982年にスタートしたプロ野球は、1995年をピークに観戦者数が減り続けていましたが、2007年には増加に転じ、今年は過去最多を記録しました。
今年、プロ野球の観戦者数が大幅に増えた背景として、去年の北京オリンピックで金メダルを獲得し、今年3月に開かれた第2回ワールドベースボールクラシック(ＷＢＣ)で準優勝するなど、国際大会で韓国チームがよい成績を収めていることを上げられます。
また、今シーズンは、シーズン最後までポストシーズンに進出するチームを予想できないほどの接戦が続いていることも観戦者数の増加につながったものとみられます。