2013年1月からスタートするテレビのデジタル化に先立って、全国の4カ所で検証のための試験が行われることになりました。
放送通信委員会が3日発表したところによりますと、この4カ所は盆地の地形をした忠清北道・丹陽(タンヤン)、海岸地帯の慶尚北道・蔚珍(ウルチン)、平野の全羅南道・康津(カンジン)、そして島である済州島を試験地域とし、
来年から再来年にかけて、現在のアナログ放送を順次終了することにしています。
これらの試験地域ではアナログ放送の終了を知らせる告知を放送するとともに、これまでのアナログテレビの受像機でもデジタル放送が見られるように、デジタルコンバーターとアンテナを政府が支援します。
とくに低所得層の家庭に対しては、デジタル放送の受信に必要な機材を全額援助することにしています。
放送通信委員会は、これら試験地域でのテストを経て問題点を検証したうえ、2012年末にはテレビのアナログ放送を終了し、2013年1月1日から全面的にデジタル放送に切り替えることにしています。