去年5月以来途絶えていた西海地区にある南北間の軍の通信網が2日、正常に戻りました。
統一部の千海成(チョン・ヘソン)報道官は2日の会見で、「南北の軍事当局は西海地区の通信網の試験通話を1日に終え、2日から軍事実務者間の通信を正常化した」と明らかにしました。
西海地区の通信網は去年5月、北韓が技術的な障害を理由に断絶させたため、南北の軍は、その後は東海地区の通信網を使って連絡を取り合ってきました。
統一部によりますと、北韓はこの日午前、開城工業団地の通行に関する出入同意書を西海地区の通信網を使って伝えてきたということです。
韓国政府は、西海地区の軍の通信線を近代的な光ケーブルに取り替えることを決め、去年の11月、関連資材や装備の提供について協議するよう北韓に提案しましたが、北韓は応じませんでした。
これについて、千海成報道官は、「今回の通信網の正常化では従来の施設を使っており、光ケーブルに替えるためには別途北韓と協議する必要がある」と話しています。
現在、韓国と北韓を結ぶ軍の通信網は、西海地区に6回線、東海地区に3回線が設置されていますが、西海地区では、6回線のうち3回線は技術的な障害で依然途絶えたままとなっています。