先月30日、東海で北韓によってだ捕された韓国の漁船と漁船員が29日午後、解放される見通しです。
統一部は28日「北韓は、だ捕した韓国の漁船ヨンアン号と4人の漁船員を29日午後5時に韓国に送還すると伝えてきた」と発表しました。
イカ釣り漁船のヨンアン号は、先月30日の早朝、4人が乗組んで東海で操業中にGPS=全地球測位システムが故障したため、海の軍事境界線となっている北方限界線を越えて北韓の水域に入り、北韓の警備艇に不法侵入でだ捕されました。
韓国政府は人道的な見地から漁船員と漁船の送還を求め、今月平壌を訪れたアメリカのクリントン元大統領も金正日国防委員長と会談した席で解放を求めました。
北韓は28日、金剛山での南北赤十字会談で、離散家族の再会事業をおよそ2年ぶりに行うことでも合意しており、同時に韓国漁船の解放を発表したのは、最近、韓国に対して示している融和姿勢をさらに強調するねらいがあるのではないかという見方が出ています。