北韓の金剛山で26日から開かれていた南北赤十字会談は3日目の28日、離散家族の再会を9月26日から北韓の金剛山で行うことなどを盛り込んだ合意文を発表して終わりました。
合意文によりますと、韓国と北韓は離散家族の再会事業を9月26日から10月1日まで金剛山で行うことにし、再会する人数は南北それぞれ100人となっています。
団体での再会は去年7月に完成した金剛山離散家族面会所で初めて行うことにし、個別の再会は金剛山ホテルで行うことにしています。
また、南北の赤十字は離散家族の再会など、人道的な問題を南北関係の発展に向けて継続して協議していくことにしました。
韓国側は今回の会談で、韓国戦争当時に捕虜になって北韓に残っている韓国人や戦争後に北韓に拉致された韓国人の問題を解決するため、合意文にもこうした内容を盛り込むよう主張しましたが、北韓側は今回の会談では離散家族の問題だけを協議するという立場を譲らず、結局、合意文には盛り込まれませんでした。
韓国政府の関係者は、「今回の赤十字会談では離散家族の再会という目的は十分に達成した」とした上で、「北韓に残っている韓国軍捕虜や拉致された人の問題では韓国政府の立場を十分伝えたので、次の機会に期待したい」と述べました。