韓国政府は、感染が拡大している新型インフルエンザが北韓に広がるのを防ぐために北韓の開城工業団地に通じる南北出入事務所に熱探知カメラを設置することにしました。
統一部の千海成(チョン・ヘソン)報道官は27日、記者会見し、国内で新型インフルエンザの感染か拡大していることを受けて、北韓の開城工業団地に通じる韓国側の都羅山出入事務所に熱探知カメラを設置することにしたと述べました。
熱探知カメラは北韓側から韓国側に入る通路にはすでに設置されていますが、韓国側から北韓側に入る通路にはまだ設置されていないということです。
また、開城工業団地で操業している韓国企業の関係者と緊密に連絡を取り合い、感染が疑わしい患者が発生した場合はすぐに韓国に戻らせる措置を取ることにしたということです。
千海成報道官は、北韓がこのほど、去年12月から実施していた開城工業団地への陸路による通行制限を解除したことから、来月1日から通行する人数が増えることが予想されるとして、それまでにカメラの設置を終える予定だとしています。
一方、千海成報道官によりますと、北韓ではこれまで新型インフルエンザの患者が出たという報道はなかったということです。