南北赤十字会談が26日夕方から、およそ2年ぶりに北韓の景勝地、金剛山(クムガンサン)のホテルで始まり、韓国と北韓の代表団は、旧盆の秋夕前後に南北の離散家族が再会できるよう具体化に向けて話し合いを行いました。
この日、南北の代表団は、全体会議で基調発言して提案を述べ合い、再会する離散家族の人数をそれぞれ100人とすることで一致しました。
再会の時期については、韓国側が来月末から行うよう提案したのに対し、北韓側は10月初めからを提案しました。
また、再会する場所は、韓国側が団体で再会する会場として金剛山離散家族面会所を提案したのに対し、北韓側は、団体と個別の再会のいずれも金剛山ホテルにするよう提案しました。
金剛山離散家族面会所は去年7月に完成しましたが、北韓側は、これまでまったく使用されていないため、施設の整備にかなりの時間がかかるとして、難色を示しています。
南北の双方は、会談2日目の27日には非公式な折衝を重ねて意見の隔たりを埋めることにしており、日程は合意できるものとみられますが、場所については、韓国側が提案した金剛山離散家族面会所の利用に北韓側が難色を示しているため、今後の調整が注目されます。
会談で、韓国側はさらに、離散家族交流事業はいかなる政治的状況にもかかわらず進められるべきだという人道主義尊重の原則と、生死の確認や映像手紙の交換などによって根本的な問題解決を目指すという原則、拉致被害者や国軍捕虜問題の解決に向けた相互協力という原則の3つの原則を示しましたが、これに対し、北韓側は離散家族の再会に関する協議に集中したいとする立場を示しており、今後の協議の行方が注目されます。