北韓は20日、南北間の軍事境界線を陸路で通行するのを制限していた措置を21日から解除すると韓国に通告してきました。
北韓は李明博大統領の北韓に対する政策に反発して、去年12月から韓国と軍事境界線を越えて開城工業団地や金剛山の間を行き来する韓国人や車両の通行を大幅に制限する措置を取ったため、開城工業団地に進出している韓国企業は工場の操業などに支障が出ていました。
北韓はまた、この通告の中で、南北間の貨物列車の運行を再開し、南北経済協力協議事務所の業務も再開すると伝えてきました。
南北間の通行の正常化は、このほど北韓を訪問した現代グループの玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)会長が北韓の朝鮮アジア太平洋平和委員会との間で合意した内容に含まれていました。
北韓は、金大中元大統領を追悼するため弔問団を21日から韓国に派遣するため、この時期に合わせてこうした措置を取ったものと見られます。
一方、大韓赤十字社は20日、北韓の朝鮮赤十字社に対して、離散家族の再会を準備する南北赤十字会談を26日から北韓の金剛山で開くよう提案しました。