北韓で事業を行っている韓国の企業、現代峨山(アサン)を含む現代グループの最高責任者の玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)会長は17日午後、8日間の北韓訪問を終えて陸路で韓国に戻り、声明を発表して、南北離散家族の再会や金剛山観光の再開など北韓と合意した内容を発表しました。
それによりますと、合意した内容は、
▼今年10月の旧盆、秋夕に韓国戦争などで南北に離れ離れになった離散家族の再会を金剛山で行う。
▼去年7月に韓国人女性観光客が北韓軍兵士の銃撃を受けて死亡して以来中断したままとなっている北韓の金剛山観光事業を再開し、金正日国防委員長の特別措置で観光に必要な安全を保障する。
▼韓国人企業関係者が開城工業団地へ出入りする際の制限をなくし、軍事境界線の通行を正常化する。
▼陸路による通行が正常化した後に開城観光を再開し、開城工業団地の事業を活性化させる。
▼北韓の白頭山の観光事業を現代グループの準備が終わり次第開始する
などで、17日午前に北韓の朝鮮中央通信が報道した内容と同じです。
玄貞恩会長はまた「金正日国防委員長とは妙香(ミョヒャン)山で4時間に渡って会談し、その後、北韓当局の関係者との協議で、合意に達した」と述べました。
そして先月末に北韓にだ捕されたまま、解放のめどが立っていない韓国のイカ釣り漁船の乗組員の解放について金正日国防委員長と話をしたかという記者団の質問に対しては、「乗組員についても良い結果が出てくると思う」と述べるに止まりました。