北韓外務省の高官が、最近モンゴルを訪れ、近く米朝関係に重大な進展があるという認識を示したもようです。
ワシントンの外交筋が11日に明らかにしたところによりますと、北韓外務省の金永日(キム・ヨンイル)次官は10日、ウランバートルでモンゴル外務省の高官と会談した際、「近く米朝関係に重大な進展がある」と述べ、米朝間の対話に向けた地ならしが最終段階を迎えたことを強く示唆しました。
金永日次官はまた、6か国協議に復帰する意思はないとする北韓のこれまでの立場を改めて強調する一方、「条件が満たされれば、アメリカとの対話まで拒否しているわけではない」と述べ、「重大な進展」が米朝間の直接対話であることをほのめかしました。
こうした発言は、アメリカのクリントン元大統領が先週北韓を訪問して金正日国防委員長と会談し、北韓に拘束されていたアメリカ人の女性記者2人が解放された直後に行われただけに、注目を集めています。
しかし、アメリカは、米朝間の2国間協議は6か国協議という多国間協議の枠内で行うという立場を示しており、6か国協議をはずれた米朝間の直接対話が実現するかどうかは不透明です。