北韓に4か月以上も拘束されている韓国人会社員の解放に向けて、10日平壌入りした現代グループの玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)会長は11日、北韓当局とこの会社員の解放や中断している北韓の景勝地、金剛山と開城地区の観光事業の再開などについて協議するものとみられています。
北韓の朝鮮中央通信は10日午後、「現代グループの玄貞恩会長がアジア太平洋平和委員会の招待で平壌に到着し、リ・ジョンヒョク副委員長らが出迎えた」と報道しました。
玄貞恩会長の北韓訪問は12日までの3日間で、玄貞恩会長は11日に北韓当局と協議を行い、拘束されている韓国人会社員の解放を最優先に取り上げるものとみられています。
これについて北韓に詳しい消息筋は、玄貞恩会長は11日に金正日国防委員長と面談する可能性もあるとしており、韓国人会社員の解放に加えて、中断したままとなっている金剛山と開城の観光事業を再開するため北韓側の協力を要請するものとみられています。
玄貞恩会長は金正日国防委員長とこれまで3回会っています。
一方、現代峨山の趙建植(チョ・ゴンシク)社長は、予定していた開城訪問を取りやめて、玄貞恩会長の北韓訪問に伴う今後の対応に当たりました。