北韓に4か月以上も拘束されている韓国人会社員の解放に向けて、この会社員が所属している現代グループの玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)会長が10日、平壌入りしました。
この事件は今年3月末、北韓にある開城工業団地に滞在していた韓国の企業、現代峨山の男性社員が北韓の体制を非難し、女性従業員に北韓を脱出するようそそのかしたとして北韓当局に身柄を拘束されているものです。
玄貞恩会長は現代峨山を含む現代グループの最高責任者で、今月4日には金剛山観光事業など北韓との経済交流事業に努めていて自殺した、夫で現代グループの前会長だった故鄭夢憲(チョン・モンホン)氏の6周忌を迎えて、金剛山にある追悼碑を訪れた際、北韓の当局者と面談しています。
このため、玄貞恩会長は平壌で、北韓側と拘束されている現代峨山の社員の解放に向けて何らかの協議を行うものとみられています。
一方、現代峨山の趙建植(チョ・ゴンシク)社長は10日午前、北韓の開城を訪れており、ここでも北韓に拘束されている現代峨山の社員の解放に向けて、北韓当局と協議が進められるのかどうかに関心が集まっています。