労使紛争が77日ぶりに妥結した双龍自動車の平澤工場では、操業再開に向けた準備が始まりました。
平澤工場では妥結から一夜明けた7日朝早くから従業員2000人あまりが出勤して工場の中や周りを掃除して、生産施設や装備の点検を始めました。
また、協力会社の従業員も工場に出向き、部品などの在庫を把握する作業をしました。
工場にはこれまで警察官4000人あまりが配置されていましたが、警備に必要な最小限の人数だけが残り、工場周辺は平穏を取り戻しました。
双龍自動車の関係者によりますと、工場の主だった生産施設は破損されていないので、2週間から3週間後には自動車の本格的な生産を再開できるとしています。
一方、警察は6日夜、工場に立てこもっていた労働組合員458人を逮捕しましたが、このうち362人は身元を確認する手続きをした上で釈放し、労働組合の委員長など幹部や警察官に暴力を振るった組合員など、96人を引き続き取り調べています。
警察は、不法ストライキを主導した組合の幹部や暴力を振るった組合員については身柄を拘束して厳重に処罰する方針です。