大規模な整備が進められていたソウル市中心部の「光化門(クァンファムン)広場」が来月1日から一般に開放されます。
光化門広場は、幅34メートル、長さ550メートルで、テーマ別に韓国の歴史が一目で分かる歴史広場と都市文化広場に整備されました。このうち、以前からあった、豊臣秀吉軍を破った救国の英雄、李舜臣(イ・スンシン)将軍の銅像の周辺には高さが18メートルまで達する噴水が設置され、広場の両側には浅い水路も造られています。
光化門広場では、体の不自由な人が自由に行き来できるように段差や階段をなくしており、地下鉄5号線から光化門広場につながる地下道にはソウル市のシンボルに指定された伝説の動物「ヘチ」のオブジェが設置されています。
さらに、李舜臣将軍の銅像から北に250メートル離れた場所に、朝鮮王朝の4代目の国王で、数多くの業績をあげた名君、世宗大王の銅像が、「ハングルの日」に合わせて10月9日に建てられる予定です。
光化門広場の竣工式は来月1日、ソウル市の呉世勲(オ・セフン)市長や韓昇洙(ハン・スンス)国務総理などが出席して行われます。