韓国の公正取引委員会は23日、世界最大の携帯電話部品メーカのアメリカのクアルコム社に対して、2600億ウォンの制裁金を科すことにしたと発表しました。
これは公正取引委員会が決定した制裁金としては史上最高額です。
公正取引委員会によりますと、クアルコム社は、携帯電話の核心となる部品のCDMAチップセットを販売する際に、購入する会社が全体の85%以上をクアルコム社のチップセットを使う場合にリベートを提供した他、CDMAの基本的な技術に関する特許使用料を割り引きするなどして、公正な競争を妨げたとしています。
公正取引委員会はまた、クアルコム社のこうした行為が、CDMAチップセットを開発している韓国や台湾の企業の市場進出を不当に妨げたと指摘しました。
クアルコム社は公正取引委員会の決定について、特許使用料を割り引きしたことによって韓国の携帯電話製造メーカーが利益を得たので、受け入れられないとしています。
クアルコム社については、同じような理由でEUや日本でも調査が進められています。