先月６日の韓国のメモリアルデー「顕忠日」に合わせて、１万７０００人が手のひらに絵の具を塗って生地に押しつけて作った、タテ４０メートル、横６０メートルもある超大型の韓国の国旗「太極旗」が、１８日、イギリスのギネスブックからまず韓国最大の認定を受けました。
この超大型太極旗は、ことし５月５日から１か月間、小中高校や大学、軍隊、独立記念館などを回りながら、国民１万７３３７人が、ビニールの手袋の手のひらに油性アクリルの絵の具を塗り、それぞれ決められた場所に押し付けて完成させたものです。
できあがった超大型太極旗は、６月６日の「顕忠日」にソウル市江南区の韓国電力本社で掲揚され、ソウルの初夏に国民の希望をはためかせました。
制作に当たった市民団体は、１８日、「韓国最大のハンドプリントによる太極旗」という認定書をギネスから委任されている社団法人韓国記録院から受け取りました。
市民団体の関係者は「多くの人々の心を集めて作った太極旗が韓国最大と認められて嬉しい。さらに世界最大のハンドプリント国旗として認めてもらえるよう、ギネスに申請したい」と語っていました。