北韓のナンバーツー、金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長は15日、「6カ国協議は永遠に終わった」と述べました。
金永南常任委員長は、エジプトで開かれている非同盟諸国首脳会議に出席して、「北韓の主権が否定されている今の状況では、いかなる対話や交渉もありえない。アメリカや関係の国が主権と平等の原則を放棄したため、6カ国協議は永遠に終わった」と強調しました。
金永南常任委員長はまた「アメリカは敵対的な行動で深刻な対立を招いており、こうした状況では核による抑止力を強化せざるを得ない」と主張しました。
これに対して、アメリカのヒラリー・クリントン国務長官は、ワシントンで「韓半島の完全かつ検証可能な非核化に向けた強力な共同努力を長期的に行っていく」と述べ、周辺国とともに北韓に対する圧力を強化していく考えをはっきりと表明しました。クリントン国務長官はまた「問題の解決を先送りすることは決して正当化できるものではなく、対話の機会を与えるのにも限界がある」と強調しました。
アメリカは、来週21日からタイのプーケットで開かれるASEAN=東南アジア諸国連合の地域フォーラム、ARFの席で、北韓側と会う予定はないとしています。