韓国のカトリック教会でミサを執り行うことができる司祭が5000人を超えました。
カトリック教会のソウル大教区が3日発表したところによりますと、先月26日にソウルで司祭になる聖職叙階式が行われて、新たに27人の司祭が誕生し、これで韓国人の司祭は5005人になったということです。
これは1845年にキム・デゴン・アンドレアが韓国で初の司祭となってからおよそ160年かかって司祭が5000人を超えたことになります。
聖職叙階式では年齢の高い順に司祭になる決まりになっており、この日、5000人目となったソン・ホビン・ディオニシオ神父は、マスコミのインタビューに「聖職叙階式で初めて私が5000人目の主人公であることがわかった。神父になって初めてミサを行った先月28日に、教会の信者や子どもたちが祝ってくれた。今後は貧しく恵まれない人々のために生きる司祭になるよう努めていきたい」と述べました。