韓国人成人が去年1年間に読んだ本は平均12冊足らずで、12年ぶりに減少しました。
文化体育観光部が韓国出版研究所に依頼して去年12月に読書について、全国の成人男女1000人と小学校から高校までの児童・生徒3000人を対象に調べた報告書によりますと、去年、1年間の平均読書量は成人の場合は11.9冊と、前の年より0.2冊減りました。
また児童・生徒の読書量は小学生が25.8冊と前年に比べて増えたものの、中学生(10.1冊)と高校生(6.1冊)はそれぞれ減少しました。
成人の1日の読書時間は平日は29分、週末は30分と前の年に比べて4-5分ほど減り、本を購入するために使った費用は年平均9600ウォンと前の年より2000ウォン以上も減りました。
このように読書量が全般に減っている理由について、文化体育観光部の関係者は「テレビやインターネットなどに触れる時間が増えて、その分、本を読む時間が減ったためとみられる」としています。